VFLEX ユーザーマニュアル

【VFELX製品概要】
VFLEXとは
「VFLEX(ヴィーフレックス)」とは、「出力電圧を自分で設定でき、コネクタも取り替えられるトリガーケーブル」です。

1. VFLEX本体
VFLEXは、出力電圧の設定を保存する不揮発性メモリを内蔵した、非常に小さなデバイスです。片方にUSB-Cポート、もう片方に専用コネクタ用のポートがあります。
2. 出力電圧を書き込む方法
スマートフォンまたはパソコンとVFLEX本体をUSB-Cケーブルで接続し、任意の出力電圧を書き込みます。
(Wi-Fi、BLE、Bluetoothなどのワイヤレス接続では通信できません)
- Androidスマホ:USB-C & USB-Cケーブルと専用アプリを使います。
- iPhone15以降:USB-C & USB-Cケーブルと専用アプリを使います。
- iPhone14以前:ライトニング & USB-Cケーブルと専用アプリを使います。
- パソコン(Windows/Mac):USB-C & USB-Cケーブルや、USB-A & USB-Cケーブルを使い、ChromeもしくはEdgeブラウザから設定します。
3. 設定可能な出力電圧
・最大50V / 5Aまで
・実際に設定可能な出力電圧は、使用する電源によって異なります。一般的には5V、9V、12V、15V、20Vなどの場合があります。
・PPS (Programmable Power Supply)と呼ばれるUSB PDの規格に準拠した電源を使用する場合は、5~11Vの間の任意の出力電圧がサポートされるため、7.5Vや9.8Vなどの設定が可能となります。

4. 専用コネクタの種類
専用コネクタを取り替えることで、様々なデバイスの電源入力端子にVFLEXを接続できます。
タイプ A (センタープラス):内径 1.35mm、外径 3.5mm、差込長 10.0mm
タイプ B (センタープラス):内径 2.1mm、外径 5.5mm、差込長 12.5mm
タイプ C (センタープラス):内径 2.5mm、外径 5.5mm、差込長 10.0mm
タイプ D (センタープラス):内径 1.7mm、外径 4.0mm、差込長 10.0mm
タイプ V (センタープラス):内径 1.1mm、外径 3.5mm、差込長 10.0mm

タイプ E (センタープラス):内径 5.0mm、外径 7.4mm
タイプ F (センタープラス):内径 3.0mm、外径 4.5mm
タイプ A (センターマイナス):内径 1.35mm、外径 3.5mm
タイプ B (センターマイナス):内径 2.1mm、外径 5.5mm

DYI用:レバー式コネクタ(ワンタッチコネクタ)

※それぞれのコネクタには、判別用にアルファベットの刻印があります。センタープラスは白、センターマイナスは赤の端子です。
※コネクタ各種は「スターターキット」でのセット販売の他に、単品の販売も行っています。
【安全上のご注意】

- USB PD規格に対する知識、デバイスが必要としている電圧・電流量・極性などの情報を確認する必要があるため、VFLEXの利用には電気的な知識が必要となります。
- ご使用の際は接続するデバイスの動作電圧と極性をご確認ください。VFLEXに誤った電圧を設定したり、タイプや極性が間違ったコネクタを使用すると、デバイスを破損する可能性があります。
- 実際に供給できる最大電力や電圧は、電源供給側(モバイルバッテリーや電源タップなど)に依存します。詳しくは使用する電源の仕様をご確認ください。
- USB-Cケーブルの許容電流を超えて使用した場合、ケーブルが発熱し、最悪破損や事故に繋がる可能性がございます。安全に配慮し、適切なUSB-Cケーブルを選定してください。
- 使用電力をよくご確認の上、安全に配慮してご使用ください。
- VFLEXを用いた破損や事故について、メーカー及び販売店は一切の責任を負いません。電源および接続先のデバイスの仕様をよくご確認の上、自己責任でご利用ください。
【VFLEXの初期設定】
必要なもの
- VFLEX本体
- USB-C ケーブル:電源をVFLEXへ接続するケーブルです。VFLEX側はUSB-C、もう片方は電源に応じたタイプ(USB-AやUSB-Cなど)にします。
- 電源:モバイルバッテリーやUSBポートのある電源タップなどを使います。
- スマートフォン(AndroidもしくはiPhone)、もしくはパソコン(ChromeかEdgeがインストールされているWindowsかMac):VFLEXの出力電圧設定に使用します。
手順① VFLEXアプリを起動
VFLEXと有線接続する予定の端末で、VFLEXアプリを起動します。
- Androidスマホ:Androidアプリをインストールして、起動
- iPhone:iOS用アプリをインストールして、起動
- パソコン:ChromeかEdgeで、https://vflex.app にアクセス

手順② VFLEXを端末に接続
USB-CケーブルをVFLEXのUSB-Cポートに接続します。

ケーブルの反対側を端末(スマホやパソコン)に接続します。

接続されると、端末のアプリの左上に「● CONNECTED」と表示され、現在VFLEXに設定されている出力電圧が表示されます(初期設定は5Vです)。
手順③ 出力電圧をVFLEXに書き込む
- アプリ上で「Modify」をクリック
- VFLEXから出力したい電圧を入力。(必要な電圧は接続する予定のデバイスを確認して下さい)
- 「Save」をクリックして保存すると、VFLEX本体に出力電圧が保存されます。保存された出力電圧は、VFLEXの電源がオフになっても記憶されます。

準備完了!
出力電圧をVFLEXに書き込めたら、以下の手順で使用を開始します。
- 端末からVFLEXを取り外す
- VFLEXのUSB-Cポート側を電源(モバイルバッテリーやUSBポートのある電源タップなど)に接続
- 専用アダプターでVFLEXとデバイスを接続
※設定通りの電圧が出力されている場合、VFLEX本体のLEDは緑に点灯します。
【VFLEX LEDステータスランプ解説】
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白(点灯):デバイス起動中VFLEXが最初に通電した際は、LEDは白(薄い水色)に点灯します。通常、起動直後のごく短時間のみ、この状態となります。 |
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白(遅い点滅):ファームウェア更新中VFLEXのファームウェア更新時にはLEDが白く点滅します。 |
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青(点灯):USBデータ通信中USBデータで通信を行っている場合、VFLEXのLEDは青に点灯します。設定を書き込むために端末(スマホやパソコン)にVFLEXを接続している際、この色が点灯します。 |
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青(点滅):設定データ受信設定データがVFLEXに正常に書き込まれた際、LEDは青色に点滅します。 |
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緑(点灯):設定された電圧で出力中VFLEXが電源に正常に接続され、設定された電圧で出力されている(電源とのネゴシエーションが正常に行われ、電圧が許容範囲内である)ことを示しています。 ※設定画面で「LED Always On(LED常時点灯)」がオフになっていて、VFLEXからの電源出力に異常がない場合、緑LEDは消灯します。 |
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赤(点灯):電圧が許容範囲外電源とのネゴシエーションが正常に行われたものの、電圧が許容範囲外となっています。 この電圧許容範囲はVFELXへの出力電圧設定時に自動で計算されます(将来的には設定画面で接続デバイスを選択すると、電圧許容範囲が特定される機能も実装される予定です)。 |
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赤(遅い点滅):電源とのネゴシエーションに失敗VFLEXに保存された出力電圧が電源側でサポートされていません。 |
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赤(早い点滅):eMarkerケーブルのエラーVFLEXは接続されているUSB-Cケーブルに関するエラーを検出しています。20V以上の出力電圧がVFLEXに設定されていて、より電圧容量が大きいUSB-Cケーブルが必要な場合などが該当します。 |







